セッション情報

シンポジウム

Japanese

S - D3 - B001

寄生性原虫の細胞生物学から発信する新しい細胞機能研究

2023/6/30 16:25〜19:05

B会場

座長: 二瓶浩一(微生物化学研究所)、津久井久美子(国立感染症研究所)

共催:ベクタービルダー

寄生性原虫は宿主の細胞機能を巧みに使い宿主に侵入、その体内や細胞内で生存・増殖する。また原虫自身も寄生生活に適応した進化を遂げている。形態や動きの違いから、特異な現象が起きた生物といった印象を与えるが、ほとんどの制御分子は広く真核細胞に保存しており、多くの共通項も見いだされる。寄生現象の一端を細胞生物学から紐解き、新たな生体・オルガネラ制御機構について議論したい。