第75回
日本細胞生物学会大会

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セッション情報

シンポジウム

Japanese

S - D2 - C001

多細胞システムの自律性を支える競合的・協調的コミュニケーション

2023/6/29 09:00〜11:30

C会場

座長： 石谷 太（大阪大学微生物病研究所）、井垣 達吏（京都大学生命科学研究科）

共催：学術変革領域研究(A) [多細胞生命自律性]

多細胞生命システムは、自発的に組織や器官を構築する自律性を備えている。細胞集団が自発的に構造を作り出す仕組みが徐々に明らかになりつつある一方で、その形成・維持過程で細胞集団が自身の構造や機能を自ら最適化するメカニズムはほとんど不明であった。近年、細胞間の様々な協調的・競合的コミュニケーションが、多細胞生命システムの自己最適化を支えていることがわかってきた。本シンポジウムでは、多細胞システムの自律性を支える様々なタイプの細胞間コミュニケーションに関する最新の知見を紹介し、細胞集団の自己最適化の原理について議論したい。

09:00〜09:24

S - D2 - C001 - 001

細胞競合の分子機構：上皮細胞はいかにして隣接細胞のフィットネスを感知するのか？

井垣　達吏 (京都大学大学院生命科学研究科)

09:24〜09:48

S - D2 - C001 - 002

Contact Inhibition of Protein Synthesis (CIPS)

藤田　恭之 (京都大学医学研究科)

09:48〜10:12

S - D2 - C001 - 003

雄マウスの生殖細胞系列におけるクローンの選択と集団自律性

池田　達郎 (基礎生物学研究所　生殖細胞研究部門) 、 Maurice Langhinrichs (ドイツ癌研究センター/ハイデルベルク大学) 、 Tamar Nizharadze (ドイツ癌研究センター/ハイデルベルク大学) 、 Hans-Reimer Rodewald (ドイツ癌研究センター/ハイデルベルク大学) 、 Thomas Höfer (ドイツ癌研究センター/ハイデルベルク大学) 、 吉田　松生 (総合研究大学院大学　生命科学研究科)

10:12〜10:36

S - D2 - C001 - 004

細胞間張力がモルフォゲン勾配の自律性を支える

石谷　太 (大阪大学微生物病研究所)

10:36〜11:00

S - D2 - C001 - 005

Erebosis, a new cell death mechanism during homeostatic turnover of gut enterocytes

Sa Kan Yoo (RIKEN)

11:00〜11:24

S - D2 - C001 - 006

エクソソームを介した細胞間コミュニケーション：病態寄与機構とバイオマーカー解析

星野　歩子 (東京大学先端科学技術研究センター)

11:24〜11:30

S - D2 - C001 - 007

総合討論/Discussion

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