セッション情報

シンポジウム

Japanese

S - D1 - B002

バイオロジカルクラスター による超分子複合体形成

2023/6/28 17:10〜19:40

B会場

座長: 深川竜郎(大阪大学生命機能研究科)、北川大樹(東京大学大学院薬学系研究科)

細胞を構成する分子複合体の構造や機能の解明は、これまで試験管内で作った複合体を解析することが中心であった。しかし実際に分子複合体が細胞内で機能するには、複合体どうしが動的に相互作用し、細胞内環境の制御を受けながら段階的に高次のクラスターを形成し、超分子複合体として振る舞うことが少なくない。本シンポジウムでは、細胞内で形成される機能的な分子の集合を、特に「バイオロジカルクラスター」と定義し、超分子複合体が細胞内で実際にどのように機能するのかを細胞生物学と物理学の両面から議論する。