セッション情報

シンポジウム

Japanese

S - D1 - D001

プロテオスタシス研究から明らかにされる老化の本質とその制御法

2023/6/28 09:00〜11:30

D会場

座長: 高杉 征樹(大阪公立大学医学研究科)、中村 修平(大阪大学大学院生命機能研究科)

共催:学術変革領域研究(B) [ポストリソソーム]

老化の主因の一つとしてプロテオスタシスの破綻が長く提唱されていながら、哺乳動物における両者の関係性は近年まで十分に解析されてこなかった。一方で最近、オートファジー・リソソーム系の加齢変化が哺乳動物の老化に深く関わっているだけでなく、これらを標的とした老化制御法の開発が可能である事を示唆する結果が我が国から相次いで報告されている。プロテアソームや小胞体ストレス応答についても哺乳動物の老化との関わりが精力的に調べられつつあり、本シンポジウムではこれらのトピックを包括的に取り上げ、各演題の強固なつながりの中から深い議論を生じさせる事を狙いとする。